定禅寺
アートストリート
2025
2025.8.23sat - 9.7sun*
杜の都・仙台のシンボルロード
「定禅寺通」が
16⽇間限定のアート空間へ

▶最新情報は公式Instagramをご覧ください
https://www.instagram.com/jozenji.art.street/

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仙台三越(本館・定禅寺通り館ショーウィンドウ)では、翁ひろみさん、青野文昭さん、樋口佳絵さんの作品を展示しています。

◎このうち樋口佳絵さんは、展示中のバナー作品とは別に、絵画作品を7階アートギャラリーにて販売いたします。 本サイトのリストをご覧のうえ、7階アートギャラリーまでお問合せください。

*三越ショーウィンドウ展は8.20スタート


アーティスト紹介

樋口 佳絵
Kae Higuchi

1975年宮城県仙台市生まれ。東北生活文化大学卒業。2005年、宮城県芸術選奨新人賞受賞。大学卒業後も仙台を拠点に画家として活動を続け、近年は装画や絵本原画の制作も手がけています。主な展覧会に、「VOCA 2007」(2007/上野の森美術館・東京、大原美術館賞受賞)、「オオハラコンテンポラリー」(2013/大原美術館・岡山)、「第25回ブラティスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ」(2015/スロバキア国際児童芸術館)のほか、日本橋高島屋美術画廊X(東京)、Gallery TURNAROUND(仙台)、Cyg art gallery(岩手)、URESICA(東京)など全国各地で個展を行う。主な出版物に『かがみのなか』(岩崎書店/文:恩田陸)、『きつね』(汐文社/著:京極夏彦)などがある。作品は大原美術館、ルチアーノ・ベネトンコレクションに収蔵。
HP https://kaehiguchi.work/
Instagram @kaehiguchi

樋口佳絵 作品リスト

《ぱんぱかぱーん》

2015年制作
97 × 162 cm
パネルにテンペラ、油彩

価格:1,705,000円(税込)
※額装は別途料金を頂戴します。

(ショーウィンドウには原画を元にした大型バナー作品を展示しています。)

《39番目のソラミミ》

2012年制作
41x117cm
パネルにキャンバス、テンペラ、油彩

価格:759,000円(税込)

※額装は別途料金を頂戴します。

《甘い咳》
2008年制作
24.1x24.3cm
パネルにキャンバス、テンペラ、油彩、鉛筆

価格:275,000円(税込)

※既存の額のままお渡しになります
《右手と左手》
2011年制作
53x53cm
パネルにキャンバス、テンペラ、油彩

価格:517,000円(税込)

※額装は別途料金を頂戴します。

《なつ》
2011年制作
32x42cm
パネルにテンペラ、油彩

価格:259,200円(税込)

※額装は別途料金を頂戴します。
《63%》
2016年制作
sheet size 22.5x19.5cm
紙版画 エディション23

価格:16,500円(税込)

※シートでのお渡しとなります
小見出し
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ご希望の作品がございましたら、7階アートギャラリーまでお問い合わせください。

others

同じくショーウィンドウで
展示中のアーティスト紹介

翁 ひろみ Hiromi Okina
略歴 : 東京都生まれ、仙台市在住。美術家・彫刻家。1980年「宮城県芸術選奨」受賞。
主な展覧会に、唐桶山暑い夏の芸術祭(1979/茨城)、宮城の5人展(1985/宮城県美術館)、開館記念企画展 水の文化・木によるはたらきかけ「水の形 袋」(1986/石巻文化センター)、開館10周年記念展 宮城の美術家「OMO−I箱」(1991/宮城県美術館)、個展「Card board」(1993/宮城県美術館県民ギャラリー)、個展「地球照」(1999/ギャラリー山口−東京)、アートみやぎ「地球照」(2000/宮城県美術館)、個展「輪郭」(2000/仙台三越7Fアートギャラリー)、個展「地球照―逆光」(2005/松村画廊−東京)、「もう一つの鼓動−きざし」(2012/もうひとつの美術館−栃木)、個展「地球照 新しい海」(2013/TURNAROUND−仙台)、個展「角のある形−余白」(2019/SARP−仙台)、佐々木美術館9周年芸術祭(2022/佐々木美術館−仙台)、伊東卓+翁ひろみ+木村良 三人展(2025/SARP−仙台)。

青野 文昭 Fumiaki Aono
略歴 : 1968年仙台市生まれ、在住。「修復」をテーマに、空き地や海岸などで拾った廃棄物を、その欠損部分や使用痕を手がかりに「なおす」方法で作品を制作している。2005年宮城県芸術選奨(彫刻)、2013年ヴァーモントスタジオセンターフェローシップ、2015年タカシマヤ美術賞受賞。 主な展覧会に「なおす・無縁-有縁」(1997/宮城県美術館県民ギャラリー)、「アートみやぎ」(2000/宮城県美術館)、「N.E.blood21 Vol.28」(2007/リアスアーク美術館)、「どくろ杯・Ⅱ―他者性と不可避性について―」(2012/仙台・ターンアラウンド)、「あいちトリエンナーレ2013」、ロンドン・Royal Academy of Arts「Summer Exhibition 2016」、「六本木クロッシング2019」(森美術館)、「ヨコハマトリエンナーレ2020」、「地球がまわる音を聴く」(2022/森美術館)、「山形ビエンナーレ」(2020、2022)、「AOMORI GOKAN アートフェス」(2024/国際芸術センター青森)、韓国ummuseum個展(2024)など。作品は宮城県美術館、森美術館、金沢21世紀美術館、愛知県立美術館、アラリオ・ミュージアム(韓国)、Luciano Benetton Collectionほかに収蔵。
●2025年秋、瀬戸内国際芸術祭(粟島)にて「瀬戸内粟島漂流古家脳海図像・2025(仮題)」を発表予定。
HP https://aono-fumiaki.com/
Instagram @aono_fumiaki
作品情報
翁ひろみ
地球照 シリーズより
1 《地球照-雨の海》 
  2005年 木、石膏、アクリル等 
  255×35×10㎝
2 《地球照-熱の入江》 
  2006年 木、石膏、アクリル等 
  149×48×9㎝
3 《地球照-縁の海》 
  2006年 木、石膏、アクリル等 
  104×54×10㎝

販売価格 各 1,500,000円(税込)

※彫刻作品につき、お渡し方法や設置方法などは、お客様の環境にあわせてご相談のうえ決定いたします。

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翁ひろみ《地球照》シリーズについて
本作を含む《地球照》シリーズは、視覚を超えた感覚や記憶に働きかける作品として、長年にわたり展開されてきました。以下は、2006年に宮城県民ギャラリーでの展示にあわせて、『河北新報』に掲載された文章です。

「視覚超えた想像世界」
人間の脳は、視覚でとらえた物すべてを認識するわけではない。意識しなければ見えない物もある。翁さんの作品は、鑑賞者が感覚を総動員することで深みを増す。建材やマストなど古い木材をさまざまな形にカットし、組み合わせている。タイトルの地球照は、地球に反射した太陽光が月面をうっすらと照らす現象。あえて会場の照明を落とし、作品に浮かぶ光と影を意識させた。視点を上下左右斜めに動かし、作品をなぞってみるといい。逆光でも見える物がある。順光なのに見えなくなる物もある。見る行為は主体的であることを、「緑の海」の連作は伝える。古びた素材の肌が記憶と結びつく。組み合わせた木材の縁は、未知への想像力をかき立てる。視覚を超えて、何かが呼び覚まされる。時間、空間、存在-。二度三度と足を運べば、作者が込めた以上の発見に出合えそうだ。作品名はあるが、自分だけのタイトルが浮かんできたらしめたものだ。 (2006 年10月12日付『河北新報』 生活文化部・安倍樹)
青野文昭
《定禅寺通の6本のケヤキの切り株》
2025年制作 
写真(インクジェットプリント)

・大サイズ 1220×1670mm
・小サイズ 1~6
 各210×280mm
 (エディション5/アクリル加工)
 小サイズ 各 48,000円(税込)

お渡しは会期終了後、7階アートギャラリーにて。

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「定禅寺通の6本のケヤキの切り株」
戦後、仙台空襲で焼け野原になった仙台市中心部では、定禅寺通や青葉通の整備に伴い、組織的にケヤキが植樹された。今やそれらは数十年を経て大木に成長している。
しかし、定禅寺通のケヤキのうち、さまざまな理由で6本が失われた。現在、それらは切り株となりシートがかけられ、近く撤去を待つ状態にある(すでに1本は引き抜かれている)。切り株の跡には新たな若木が植えられる予定だ。
今回の「定禅寺アートフェスティバル」では、この失われた(失われつつある)6本のケヤキを、美しい並木の真っただ中にあるショーウィンドウに提示したい。成長・存続していくもの(現在のケヤキ並木や仙台の街)と、既に消えたもの、消えつつあるもの――仙台空襲などで失われたものや、その後の先人たちの営みの象徴として提示し、戦後80年の時間と今後の行く末を、仙台の街の中心で考えてみたい。

2025年7月20日 青野 文昭
○○展
紹介文や説明文などを記入してください紹介文や説明文などを記入してください紹介文や説明文などを記入してください
アーティストへのお問い合わせは、Gallery TURNAROUNDまでお願いします。
info@turn-around.jp